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そうして生きて行くしかない人間なのである。誰もがそうなのから、だからまた、だれもがそのようして生きて行けるのである。そして、このような人間を世の中は必要としていて、そして支持もされ、認められ、そうして生活が保障されるのである。 だからまた、このような人間は始めから信用できないし、そうまた、お互い信用できない者同士がつながっているのである。自分の考えも意志も持たない人間など、始めから信用のしようがないのである。また、だからこそ統治しやすいのでる。 そしてこれが圧倒的な大多数の大衆なのであって、現実の世の中を支配している空気なのである。だからまた、だれもそれに逆らえないし、また、そうして大多数の人間の暮らしが守られているのである。 |
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