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人間は生きて行くためには、収入を得てゴハンを食べて行かねばならず、そのためにはいやおうなく、なんらかの上下の人間関係の世界に入って行かねばならないのである。おカネを得るには、それはフツー、もらう側が弱い立場に立たざるを得ないのである。 仕事と収入を与える側が、どうしても上位の立場に立たざるを得ないのである。そしてこのような現実の世界を生きて行く限り、そうした自分の立場というのを、自分で選ぶことが出来ないということなのである。 しかしまた、このような既存の人間関係、キズナ、共有意識といったものが、どこかで切断されてしまっていて、それに替わる何か別の異質な人間関係というのが、どこかで出現してきているのである。 言い換えると、このような事態を可能にした、何か新しい異質な現実の条件といったものが、すでにどこかで出来上がっているということなのである。新たな現実がすでに始まっているということなのである。 |
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