index< 日誌 < aj情緒< 22-50「身体」p7


7、何よりも大事なこと。


そうやって精神は、自分の姿を現実の世界に見ているのである。そうして自分が自分であり続けるのである。そうして現実の世界に、自分の意味と理由を見い出しているのである。

そしてそれは、この自分の肉体を通して確かめる以外にないのである。そしてそれだけが、自分が自分であることのただ一つの方法なのである。

そうしたことは、自分の中の生理的な情緒としてだけでなく、人間同士の間の習慣や作法(マナー)を通しても見ることが出来る。そうやって自分を確かめ、自分を見い出しているのである。

そしてこうしたことが、自分が自分であるということこそが、自分にとって何よりも最も大切なことなのである。


戻る。                     履歴へ


index< 日誌 < aj情緒< 22-50「身体」p7