| index＜ 日誌 ＜ ax背景＜ 22-53「記憶の世界」p3 |
| 私たちは、このような自分の中にある、自分でも意識されることのない、無意識の象徴の世界を生きている。見える現実の世界に本来何の意味もなく、それが意味を持ち得るのは、それが自分の中で何らかの意味を持ち得る場合なのである。 自分の中から出てきたものが、外の世界に反射されて、再び自分の中に戻ってきて、そうしてそれが自分に意識されているのである。それは、自分の中の内的な自律性が反射したものとして、外の現実を見ているのである。 このような自分との関わりの中で、自分と外の世界が対しているのである。すなわち、何らかの印象や象徴として。自分にとっての無意識のサインや暗示、スイッチとして。それが自分の中で作用しているのである。 |
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