index< 日誌 < j生理的情緒< 22-58「刺激に対する反応」p9 |
私たちが、自分の外の世界に対して何かを感じるとき。たとえば、 @ 痛い、熱い、冷たい、大きい、長い、小さい、硬い、緩(ゆる)い、・・・等々。 しかし、これに比べると、 A キモイ、心地よい、憂欝、さわやか、美しい、・・・などといった感覚は、明らかにまったく違う。まったく別の次元の感覚である。感覚の出どころそのものがまったく別の次元のものなのである。 感覚の感じ方のうち、熱い・冷たい、大きい・小さい、明るい・暗い、・・・などといった感覚は、刺激そのもの、感じ方の強弱だけを言っているのであって、それに対する評価などは全くない。 それは心理的な要素など全くなくて、ただ何かの刺激の強弱だけを示しているのである。だからそれは心理的でも、情緒的でも、感情的でもなくて、ただ機械的な指標だけの世界である。 |