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神経や意識を集中するために、手指で額(ひたい)や顔面のあちらこちらを触れたり、引っ掻いたり、つねったり、押し当てたりしている。あるいは、クチビルを咬んだり、アゴを引き締めたりもする。そうやって脳を刺激し活性化しようとしているのである。 これはクセや馴れや習慣とでもいったものなのである。いつの間にかそういうクセがついてしまっているのである。しかしホントの理由は、自分がそうした仕草をしているという自覚なのである。 この自覚する意識によって気分的にも落ち着くし、安心もするし、そして何よりも、そうした自分に対して納得しているのである。そして実は、これこそが本人にとって何よりも大事なことだったのである。そうして自分を意識しているのである。自分で自分を感じるということができるのである。 |
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