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5、リズム。


それは数千数万年に及ぶ、自分自身の肉体が経験して獲得してきたところの、肉体の感じ方がそうなのである。身体の仕組みや、生理や神経の作用の仕方がそうなのである。

そしてまた、このような自己の歴史的な同一性がそうなのである。そしてまた、短期的には、数百数千年に渡って蓄積されてきた、民族の習慣や信仰、文化がそうなのである。

そしてそうしたことが、自分自身の中の身体の生理の仕方として、そのタマシイのリズムとして、それ特有の性格として保存されていて、そしてそれが自分たちの表情や、しぐさのカタチとして現れているのである。


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                     続く。


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