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驚いたときに目とクチを大きく開いたままでいるのは、一瞬、我を忘れているか、または、ほとんどないことではあるが、そうした表情を誰かに見せるための意図的な「ジェスチャー」である。 目をむいて大きく開くのは、周りをよく見ようとするからであり、クチを大きく開くのは、空気中の酸素を少しでも多く取り入れて、自分の身体の瞬発的な動きに備えるためである。瞬間的に最大限に空気を取り入れて、そしてすぐに止めて、そうして不測の事態に備えて、筋肉の最大限の瞬発力を引き出そうとしているのである。 しかし我に返って、危険で不測の事態を理解しようとするときは、目や口を開いたままにしない。ジャマだし、神経を集中できないし、また、不意にクチの中に何かが入って来るかも知れない。そんな状態で事態をマジメに考えたり、神経を集中したりするなど出来ないのである。 |
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