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鳥肌とは、人体表面の毛が逆立つことである。こうした場合、外部に触れる身体表面の神経が非常に敏感になっている。しかしそれは不随意で無意識の動作であって、また、その対象もハッキリしない。 ハッキリしないから、それを確かめようと全身の感覚でもって、それに神経を集中しているのである。そしてこのような神経の集中が、身体表面へ血液を滞留させ、体毛を逆立て、触れる身体の肌触りや、風の方向や、他の生き物の体温(赤外線)を感じ取ろうとしているのである――小動物のヒゲはこのようにして進化してきたのである。 |
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