index< 日誌 < ai原理 < 22-78「同じもの」p8 |
だからまた現実とは、果てしなく尽きることのないただ一つのものであって、だからまた、いまここにあるものの何もかもが、ここにしかないものであって、比較も抽象もどこまで行っても尽くし得ないものなのである。 そうだとすれば、様々な無限の変化をくり返し、すがたカタチといったものが全く別のものに見えるとしても、それはやはり同じものでしかないのである。言い換えると、自分は自分でしかなく、他の者にはなり得ないということなのである。 意識と現実の世界とは、本来別のものであって、まただからこそ、意識は現実を知り得るし、知ろうともするのである。また、そうせざるを得ないのである。 |
index< 日誌 < ai原理 < 22-78「同じもの」p8