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そして自分としては、それを認めざるを得ないのである。それが自分であり、自分とは、この自分の身体以外にないからである。なによりも信じるもの、そして信じなければならないのは、自分自身の身体の営みなのである。 そしてこれが「自己の同一性」なのである。自分に正直であろうとするのは、このことなのである。そしてこの身体内部の営みの現れが、自分自身の表情や仕草なのであり、そしてそれ以前の、自分自身の中の情緒と感情の動きが、そうなのである。 そしてこれを作り出している心臓の鼓動や、呼吸と血流、そして様々な身体内部の異変と不具合がそうなのである。そしてこれが自分の肉体なのであり、自分自身の正体なのである。 |
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