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2、日常。


そしてそれを変更したり、廃棄する理由が無いのである。かといって、残しておく理由もないのである。そうした状態が続いてきたのである。しかしまた、それはそれで、それが当初持っていた意味とは別の意味と理由を獲得している場合がある。

また、だからこそ、これが廃棄もされずに残り続けている理由ともなっているのである。そしてこれが表面上の理由もないのに残り続けている理由となっているのである。

いつの間にか、そうした表情が持っていた当初の意味が薄れていって、それとはべつの意味と理由が入り込んでいて、そうしてそのまま、初めの表情のままで別の意味をもつことで残り続けているのである。


戻る。                   続く。


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