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ある動作や行動が始まるとき、実用的な実際の動きについては、何をしているのか見ても分かるし、よく見えてもくる。それは実践的でもあるし、現実的で実際に必要な動きだからである。つまり、見慣れた分かりやすい動きなのである。 しかし実際には、そうした動きの前後に、やはり何かがどこかで動いている。いきなり突然に動き出すというのは、物理的にも現実的にもあり得ないからである。直前にはその準備のための、そして直後には、行われた動作を元に戻すための動きといったものが、必ず必要なのである。 それは何気なく見ていると、不必要で無意味な動きのように見えるけれども、それ自体は、本番の動作のためにどうしても必要な動きなのである。そしてこれが、その本番とは無関係に見える前後の動作なのである。そしてこれを私たちは表情や仕草と言っているのである。 |
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