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それは例えば、音波と電磁波に例えることが出来る。 電磁波とは光と熱のことである。それはエネルギーを媒介するのみであって、それが直接身体の中に入ってくるがないのである。ただそれが、「もの」として入ってくるのではなくて、エネルギーとして伝わってくるのである。 そうして、それを通して、だれもが同じことを感じ取っているのである。感じ方は違うかも知れないが、音や光の強弱としては同じものであって、それ以外に感じようがなく、それだけなのであって、ただその感じ方が多少違うということである。 それは要するに、同一の種であるという、種内部のシステムの同一性から来ているのである。すなわち、ひびき、つながり、そして共感しているのである。何かが自分の中に入ってきているのではなくて、自分の中からそれに対して共振し、共鳴し、コダマしているのである。 |
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