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7、共有。


感情や情緒は、身体の動きとして現れるし、そしてまた、この身体の動きを通して、それが自分にも自覚される。この身体の動きとは、表情や仕草、ポーズのことである。

そして実はそれ以前に、身体内部の自分でも意識されることのない、知ることも自覚することもほとんどない、神経や生理、血流や呼吸の動き、血液内部の成分の変化や、細胞相合間の連携の仕方などの変化としても現れている。

そして、そうしたことの変化の結果として、それが目に見える身体表面の動きとなって現れてきているのである。そしてまた、このような自分の中にある情緒や、血流や、筋肉組織や、呼吸や、心臓の動きなどの微妙な変化でもって、またそれを通して、他人の感情や情緒といったものが伝わってくるし、知ることも理解することもできるのである。


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                   続く。


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