index< 日誌 < z自意識 < 23-10「自分が最大多数の中の一人であること」p13 |
要するに、中身がカラッポの救いようのない人間を大量生産しているのである。そしてこれがシステムなのである。これは、そこに生きる者のだれもが望み求めたことの結果なのである。そして「結果がすべて」というのは、結局、このような人間の自意識のことを言っているのである。 それは、自意識というのを自分の中にではなく、他人に求めたことの結果なのである。自由も人格も本来自分の中にあるものなのである。そしてそれを見失しなっているのである。 |