index< 日誌 < z自意識 < 23-10「自分が最大多数の中の一人であること」p13 |
この「結果がすべて」というのと、よく似た言い回しに「攻撃こそ最大の防御」というのがあり、また、「最大多数の最大幸福」というのもある。要するに、まったくバカじゃないの? しかし、これもまた一時的なもので、最大多数者の幸福の基準も時間の経過とともに変化するのである。わずか数十年で幸福の基準も変わる。これが歴史であり、時代の変化というものである。 しかしまた、時代が変化するにもかかわらず、それまでの幸福の基準にしがみついてしまうのである。これでは、多数者による幸福も偽りにしかならないのである。しかしながら、これが時代なのであって、これをもっと短期的に見るならば流行に過ぎないということなのである。 |