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しかしまた、このような自分自身の身体内部における営みと、そのリズムの変動といったものは、いやおうなしに自分の肉体表面に現れる。自分の身体内部とその表面は連動しているのである。 ただそれが、外から見えるか見えないか、気づいたり気づかないかの違いだけなのである。そしてまた肉体表面だけでなく、その動き、さらに仕草や習慣にまで固有で独特な動きのカタチとして表れている。なぜなら、それらはすべて同じところから出てきているからである。 このような身体内部の動き、及びそれの身体表面への表出、そしてこのような場合の行動や行為の動きの特質といったものは、それらすべては連鎖しているのであって、私たちは、ただそれらを時間の流れに従って見ているのに過ぎないのである。同じ時間の流れの中の、異質な瞬間の一断面を見ているのに過ぎないのである。 |
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