| index＜ 日誌 ＜ av表情 aj情緒 ＜ 23-21「交感X：偽善」p12 |
| すなわち、喜びや悲しみ、憎しみや怒りといった現実的な対象を意識することによって、情緒が感情となる。そしてこの感情の安定とバランス、そしてその解決をはかるべく、その原因や理由といったものが思考によって追及され、自らの行動によって解決しようとする。 それは、自分にとって解決されねばならないものであるし、また、そうすることで自分が、いつもの自分に戻ることができるのである。自分が、自分であり続けることができるのである。自分は、そうあらねばならない者なのである。 すなわち、情緒が始まりで、これに感情や意識、思考と行為といったものが続いている。これは連続した、切断することの出来ない過程、実体とでも言うべきもので、そうしたことが様々に互いに連鎖し、随伴し、かかわり、連動しているのである。 |
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