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しかし、そうしたことは現実の問題として、いますぐにも結論を出さねばならない場面が多く、自分にとっての良し悪しを判断して、あるいは判断できなくても、すぐにも行動に移らなければならないのである。 だからそれは、そうした意味で現実というのは、目に見えるカタチだけの世界なのである。自分の知っていること、覚えていること、経験の中の記憶に当てはめて行くしかないのである。 それは、このような自分の中にある定形的なカテゴリーの中に、何もかも当てはめて行くだけの、表面的で形式的な世界なのである。それ以外の考え方というのを持たないし、知らないし、そして出来ないように出来ているのである。 |
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