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そうした身体内部の生理上の変化というのは、自分の中で、その情緒や感情の表出のカタチを強く求める。感情は、自分にとってみれば、表情のカタチとなって表現されねばならないのである。 だからまた、感情や情緒は、遅かれ早かれその分類された形式的なカテゴリーのパターンに沿って、表現される傾向を持つ。定形化されるのである。そしてまた、そのように方向づけられる。 そして簡略化され、符号化し、なんらかの合図(サイン)となって印象付けられ、自分を確かめ、行為へと導く動機や理由となってゆく。その方がラクだから。また、そうやって自分を正当化できるのである。 そしてそれは、私たちの習慣や馴れ、常識や法律がそうなのである。そしてこれが、情緒がもたらした感情のカタチなのである。 |
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