index< 日誌 < l見えないもの < 23-36「見えない世界2錯覚」p14


6、幻覚。


しかし、たとえそれが幻想なのだとしても、これがその時代を生きる大多数の者にとっての常識であり、正義なのである。そうして実際には、いったいどちらが倒錯しているのかわからないのである。。

なぜなら、だれもがたいてい自分の都合に合わせて現実を解釈しているからである。歴史的・地域的な集団ヒステリーの時代や瞬間といったものは、どこのどの時代にもある人類共通の歴史だからである。

戻る。                続く。

index< 日誌 < l見えないもの < 23-36「見えない世界2錯覚」p14