index< 日誌 < av表情 ar象徴 < 23-42「見えない世界7ひんしゅく」p10



3、まぶしさ。


たとえば大声で笑うときと、泣くときの顔面上の表情がよく似ていることがある。このときの顔面上のヒンシュクするシワは、泣くとき、笑うとき、あるいは深く悲しむとき、苦痛の時、極端な恐ろしさにも見られるシワである。

そしてまた感情とは別の、遠くを見るときや、まぶしいときにも、あるいはまた、何か神経を集中するとき(針の穴に糸を通すとき)などにもよく現れる。

さらにまた、まぶしいと言っても、まぶしさ自体の物理的な「まぶしさ」ではなくて、心理的な戸惑いや驚き、あるいはまた、果てしない何かを仰ぎ見るような想念を思い浮かべる際にも、やはり「まぶしい」ヒンシュクの表情をする。そしてどこか「まぶしく」も感じる。

戻る。                続く。

index< 日誌 < av表情 ar象徴 < 23-42「見えない世界7ひんしゅく」p10