| index＜ 日誌 ＜ av表情 ar象徴 ＜ 23-42「見えない世界７ひんしゅく」p8 |
| この瞬間、どこかで日常が破壊されたのである。自己の同一性がどこかで切断されて、一瞬、自分を見失っているのである。そうして乗り移り、変異し、新たに自己を映しだしているのである。 そうしてこの「ひんしゅく」が様々に、すがたカタチを変えて自らを表現してゆくのである。同一の情緒が、異なる様々な感情を通して現れてくるのである。 このようにして精神は、カタチを持つ現実として現れて来なければならないのである。そしてこれが現実なのであって、精神の情緒は、このようにして現実の世界へ出てくるのである。このようにして精神は、現実の出来事として自己を認めることができるようになるのである。 |
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