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5、果てしのない繰り返し。


数万数億年の同じことの繰り返しが、随意運動が不随意運動となり、条件反射が無条件反射になり、そして、そうしたことの結果が、いま現実を生きている私たちの、その場その時の働きや動きの表情となって現れているのである。

始まりは、環境の変化に伴うライフスタイルの変化であって、そしてまた、これに伴う肉体内部の生理の作用の変化であって、そしてやがてこの生理の異常が、肉体の仕組みとその機能に変化を引き起こし、そして最後に、これが骨格構造の変異をもたらしたのである。

もちろん、そうしたことは数万数億年という、非常に長い歴史的な過程を経て行われたのである。同じことの果てしのない繰り返しが、人体にこのような変異をもたらしたのである。もちろん、人間以外のすべての生物がそうなのであるが・・・。

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