index< 日誌 < aj情緒< 23-47見えない世界11「共感」p3 |
そしてこうしたことが自分が生きている限り、それどころか、遺伝という種の営みとして数億年に渡って繰り返されてきたのである。そしてそれが、いつしか無意識で不随意の営みとして、そして意思の入る余地のない反射作用として定着してきたのである。 言わば、自動化されたオンラインシステムのようなものである。自動的に、肉体の動きに伴う情緒や感情を作り出してきたのである。 なにが言いたいのかというと、自分の肉体の営みには、時間的な順序と身体の様々な他の部分との連鎖があって、そしてそうしたことが、どこかで刺激や衝撃を受けると、それに連鎖する様々な部位やその順序に影響を及ぼす、ということである。そして情緒とは、このような身体の営みのアンサンブルなのである。 |