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同じ「快」、または同じ「不快」から出発しながらも、それらが異なる理由と原因から違う感情を表現することがある。そうであるにも関わらず、それらが「快」または「不快」の表情であることに変わりがなく、そうした意味で、快は快、不快は不快の表情のまま残り続けるのである。快・不快の表情は、その具体的な感情の内容まで表現できないのである。 もちろん、それでも快または不快が持つ意味というのは変わり続けている。たとえば、人間にとっての「快」が持つ意味と内容は変わり続けていて、それでもそれらをまとめて「快」と言っているのである。快という言葉自体が、それら異なる様々な感情の総称として用いられているのである。だからまた、その具体的な内容まで表現し得ないのである。 |