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3、まぶしい。


これらは異なる感情であるにも関わらず、肉体内部では同一の生理と同一の神経の作用、そして顔表面の同一の筋肉の動きとして表現されている。すなわち、異なる感情が同一の情緒でもって表現されているのである。

それは、眉間にシワを寄せる「ヒンシュク(顰蹙)」の表情がそうである。必死に何かを思い出そうとしているとき、あるいは、神経質に針の糸を通そうとしているとき、あるいはまた、何かを思い悩みむとき、あるいは、遠くの判別しにくい景色を見ようとしているとき、あるいは、まぶしい日差しの中でその奥にあるものを見ようとするとき、などがそうなのである。

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