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そしてこれが秩序であり、正義なのである。まことにアホらしくてやってられないが、現実がそうである以上、このようなシステムから離れて、だれも頼らずアテにもせずに、自分で生きて行く道を探すしかないのである。しかし、現実の世界に、そんなものがあるワケがないのである。 要するに、この世界では生きて行けず、別世界を目指して移民する以外にないのである。あるいは、既存の世界の周辺の別世界のような秘境で、現実との接触を最小限にして生きて行くことになる。 人類の歴史上で常に見られた移民や侵略がそうであるし、あるいはまた、ロマ族や日本の「サンカ」がそうであった。しかしまた、そうしたことが新たな民族と国民を作り出してきたのである。人類の歴史上に見られる新たな文明というのが、常にそうであり続けたのである。 |
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