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5、分かれ道。


そしてこのような偏見と妄想は、相反する二つの方向で作用している。一つは、壊れた社会のシステムに、そのまま何としてもしがみつこうとする場合。これがほとんどの場合である。

このようにして、その社会の秩序と上下の関係が維持されるのである。この方が手っ取り早いし、ラクだし、犠牲が少ない。また、社会の大多数の人間の利益にもかなうことである。大衆は変化を望まないのである。

もう一つは、いまあるシステム(旧体制)を破壊して、何か新しいシステムを創り出すきっかけになっている場合が、そうである。

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