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たとえば実際に人間に近いサルの場合、闘争するためというよりも、相手に対する威嚇のために歯を見せて、クチを尖らせて、唸(うな)る。また犬も似たような行動をとる。しかし犬の場合は威嚇というよりも、相手を怯えさせて攻撃するためのタイミングを作るための動作となっている。 「とがりクチ」は本来、動物の咬むといった動作の随伴物であったものが、歯をむき出すといった動作が意味を無くしてしまって、クチビルの突き出しだけで嫌悪という感情を象徴するようになったのである、怒りや不満、抗議を意味するようになったのである。 |
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