| index＜ 日誌 ＜ av表情＜ 23-72集中する筋肉の方向4「怒りと笑い」p10 |
| しかし、それだけではない。今まで述べてきた目の中の表情、その色と輝きといったものが、それがそのまま顔全体の表情として現れるのである。 だから、たとえばボクサーや空手家などは、何よりも相手の目の中を集中して見ている。目の動きだけで、相手の身体全体の動きが知られてくるのである。これは、犬や猫などの動物全体についても、そのまま当てはまる。 そしてこの目の動きと共に、それを支持しバックアップしている顔の表情、顔表面の筋肉の動きとそのシワ、そしてそれに同調する血流や呼吸の動き、そのリズムといったものが伝わってくる。 また、目の中の色によって、精神状態といったものも知られてくる。すなわち、これが顔の表情なのである。黄色であれば精神異常、青であればどこか覚めている、赤であればすぐに跳びかかってくる直前である、などである。 |
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