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10、予感。


それは、よく言われているような呪術でも宗教でもなく、また何かの教義でもなく、あるいはまた、そうした空想が作りだした観念の世界の出来事でもないのである。

それは、それこそが自分自身の肉体の営みがもたらした、自分の中の感覚の世界なのである。自分自身の中の直観と本能、そして何かしらの衝動の世界なのである。

だからまた、そうした祖先の記憶の中に、私たちが何かを暗示されて、その前兆を予測し予言したりすることは、当然、あり得ることなのである。ただ私たちがそれに気づかないか、忘れてしまったということなのである。

そして、そうしたことが、見える現実の世界に神を感じさせたり、あるいはまた、他人の心の中に、自分たちとは別の何か神的なものを感じさせているのである。


戻る。                続く。

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