index< 日誌 <av表情 e神々 at自己意識<23-74集中する筋肉の方向6「カガミ」p8 |
そして、これが何かの合図や暗示、象徴となって、見える現実世界の中から透かして見えてくるのである。現実世界の中から、見えるはずのない何かが浮かんできて、そうして不思議で不可解な世界を感じ取っているのである。 しかしまた、この見えない「何か」とは、自分の中の分裂した精神の世界のことなのであって、精神は自分で自分を見ているのであって、そうした自分を見ている自分に気づいて恐れおののいているのである。 これはいったい誰なのだと。自分の中に、もう一人の他人のような自分が、自分を見つめているのである。だからまた、それが恐ろしくて仕方がないのである。 |
index< 日誌 <av表情 e神々 at自己意識<23-74集中する筋肉の方向6「カガミ」p8