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2、中身は同じで違うカタチ。


自分を取り囲む環境が、自分の素質の現れ方を決定している。つまり、これが「適応」なのであって、その発現のカタチといったものは様々なすがたとなって現れる。

たとえば、同一の遺伝子であっても、環境に応じて様々に異なるカタチをもって現れるということである。これは、現実の世界にまったく同じ環境というのがないからである。そしてこれが方向性なのである。

しかし、たとえ異なるカタチでもって現れていても、それをカタチにしている要素といったものは、結局、同じなのであって、同じところから来ているのであって、それが表面の形式上、違うカタチとなって現れている、ということなのである。


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