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5、保存される肉体のリズム。


それは、自分自身の経験や記憶、そしてそれの印象、そしてまた、それが象徴し暗示するところの意味の世界であって、そしてそれへと導く自分の中の傾向と方向性なのである。

そしてそれが暗示し導くところのイメージや閃(ひらめ)き、衝動といったものであり、具体的には、そうした肉体内部の営みといったものなのである。自分自身の肉体内部で重複横断し、連鎖し、迷走を繰り返す、そうした生理のリズムと情緒の世界なのである。

自分自身の肉体内部での連鎖の広がり、つながりといったものがパターン化されていて、それが肉体のリズムとして保存されていて、そしてそれが外からの刺激に対しする、自分自身の感じ方といったものを作り出しているのである。そしてこれが情緒なのである。


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