index< 日誌 <au錯覚 < 23b-01偏向1 「クセの傾向」p7

3、現れる場所。


それが、およそ人間のたいていの感覚器官が集まるところ、人間とその外部との交流の窓口となっている、目やクチや鼻といった主要な感覚器官が集まる顔表面なのである。

しかしまた、それが集まって交流し、錯綜し、迷走を繰り返しながらも、行動への判断をする以上、それの外部への接触面において、その意志や神経が集中する場所が現れる。これが眉と眉との間、眉間の、顔の正面のほぼ中心となるところである。それへと神経と筋肉が向かい、つらなり、関連づけられて行く。

そしてここから神経や血行、生理、呼吸、特に顔表面の筋肉のシワや、その方向が決定されている。つまり、そうしたことが、この顔面の中心から統制され、秩序づけられ、そしてここから拡がって行っている。あるいはまた、この中心へ向かって、まわりから集まってきている。

戻る。                続く。

index< 日誌 <au錯覚 < 23b-01偏向1 「クセの傾向」p7
2019-0101-0104