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しかし、このバカな管理者よりもっとバカな人間など、滅多にいないのである。しかし、公平に考えなければならない。バカだからこそ、会社で管理する側になれるのである。会社と世の中がそれを求めているのである。 ケイレツである以上、波風を立てられるのは何よりも困るのである。だから、年功序列で誰もが上にあがってゆく。何も問題を起こさない、言い換えると、何もしない、しようとしない、する能力もない、したくても出来ない、そうした人間がもっとも管理職に向いているのである。 これ以上のバカは世の中に居ないのである。そしてまた、このバカを管理に据えるのは、会社の方針なのである。会社そのもののシステムなのである。そしてこの会社も、たいていどこかの下請けなのである。 つまり、このシステムが日本全体を支配しているのである。これは文化であり、慣行であり、習慣なのである。そしてまた、気質と気性の国民性なのである。 |
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2019-0113-0120-B