index< 日誌 <d無意識 < 23b-29「見知らぬ世界」p8

2、想定。


しかし、目の前に見つかるのは、ただ何かワケのわからない、人間がいたのかどうかも分からないような、何かのカケラやその痕跡だけなのである。

しかし、このようなわずかな痕跡を通して、それらの跡を繋(つな)いで行って、目的や理由などを推定していって、それを辿(たど)りながら、人のいるかも知れない出口を探すのである。

もしも人間が居たのなら、その理由や訳といったものが必ずあるはずで、そこからまた、そこにいた人が、いまどこで何をしているのか少しは分かるかも知れないのである。推測し、予測し、そして特定して行くのである。

戻る。                続く。

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2019-0113-0120-B