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3、クセの拡散。


そして、この違いや誤差、揺らぎと不具合、不釣合いといった何らかの偶然の重なりで個性が強くなる。これをクセと言っているのである。そして、これが広がって行くということは、それが必要とされる条件と環境が、新たに提起されているということなのである。

あるいは、種という内部において、もはやそのままでは維持できないところまで来ていて、それがこうしたクセがもたらす生活スタイルの変化を求め、それを許容し始めたのである。そしてこれが、この癖(くせ)が広がり始めた原因なのである。

もしもそうでなかったなら、このような個人的なクセが広がることが無かったであろうし、クセは、個人的なクセとして忘れられ消えて行ったであろう、ということである。

戻る。                続く。

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2019-0121-0126