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4、サイン。


しかし、いずれにしても、このようなクセ、あるいは変異や変化といったものが広がるということは、クセというのが共有され始めということなのである。集団の内部において、それが共に感じられるようになり、認められ、理解されるものとして、共有され始めたということである。

そうした生活のリズムが、その集団の一部になったということである。このクセを通して、自分の中で相手の意図や心情や目的を知ることが出来るようになったということである。また、そうでなければ、それが集団の中で広がることがなかったのである。

つまり、こうしたことが表情や仕草といったものの意味なのである。表情が意味する意識と行動のパターンといったものが、お互いを知り理解する標識やサインとしての意味を持つようになったのである。

戻る。                続く。

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2019-0121-0126