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5、常識。


だからまた、これが自意識となったのである。自分を確かめ認めるサインとしての意味を持つようになったのである。なぜか? 自意識とは、自分自身の生き方や感じ方に対する意識だからである。それは自分が選んで認めたことだからである。

私たちが、互いに感じ合うことが出来るし、相手を知り理解することが出来るのは、このためである。つまり、どこかで感覚や意識といったものを共有しているのである。どこかに、共通の表情や行動のパターンといったものを、持っているということである。

そうした感じ方と思考のパターンといったものが、現実の自分自身の生活リズムと、無意識の日常の世界が作り出しているのである。そして、これを生み出したのが、偶然のクセから始まり、拡がり、一般化された習慣と常識なのである。そしてこれを公(おおやけ)にしたのがシキタリであり、法律なのである。

戻る。                続く。

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2019-0121-0126