index< 日誌 <af必然 < 23b-41「コトバ」p3 |
それは、いままでの自分に無いものであって、それが観念の世界で意識されて、それまでとは別のすがたを持つに至ったということである。現実が対象化されて、いままでなかった精神の世界を、自分の頭の中で作り上げたということである。 そして、この精神をカタチ作る材料にされたのがコトバだということである。つまり、自意識というのが抽象化されて、一般化・共通化されて外へ向かって表現されたのである。 しかしこの精神の世界もカタチあるものであって、ただそれが、現実のものによって作られるのではなくて、自意識の感じ方によってカタチ作られているということなのである。そしてこの感じ方と現実との境界線が精神のカタチなのである。 |
index< 日誌 <af必然 < 23b-41「コトバ」p3
2019-0126-0207