index< 日誌 <au錯覚< 23b-54自分にとっての現実4 「反発」p7

3、わからないこと。


外からの刺激に対する、自分自身の感じ方の反映としては、これ以外の表現の仕方を持たないのである。それは人間にしてみれば、預かり知らぬことなのである。だから、そうするしかないのである。それ以外の生き方が出来ないのである。そして、これが現実なのであり、私たち人間が現実に支配されているという意味なのである。

自分の外の現実の世界に対して、自分が何かを感じ、そしてまた、自分としての表現を切実に求めている。しかしまた、それが何なのか、何のことなのか自分でもわからないのである。

わからないということ。これがすでに知っていること、経験していること、そうした自分の中にある何らかの記憶を基に、そこからこれを理解し、そして判断して行かなければならない、ということなのである。

戻る。                続く。

index< 日誌 <au錯覚< 23b-54自分にとっての現実4 「反発」p7
2019-0207-0214