index< 日誌 <au錯覚< 23b-54自分にとっての現実4 「反発」p7

6、モデル。


だから、たとえ始めに意識的になされた行為といったものも、それが常時反復継続され常態化することによって、無意識の習慣となり、そしてそれがいつしか社会の規範となり、システムになっているのである。

そして、これが現実である以上、こうした行為や考え方でもって自分を意識するしかなく、それ以外に自分を確かめる方法がないのである。そうである以上、これが自分の立場で、存在理由とならざるを得ないのである。

そして実は、こうしたことが私たち人間にとっての生き方であり、行動と思考の規範なのであり、求められる生活の模範となっているのである。それしかなく、そうしてのみ、人間が人間として現実世界で生きて行くことを許されるのである。

戻る。                続く。

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2019-0207-0214