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3、仕組み。


偶然の刺激や印象といったものをムリヤリつなぎ合わせて、関連付けて、それ自体が何か意味のあるものとして象徴化し、サイン化しているのである。そしてまた、そうした何かしらの行動へといざなう「サイン」なしに、何ごともスイッチされず、そしてまた、観念や意識そのものが成り立たず始まらないのである。

すなわち、観念や意識といったものは、このような偶然の重なりと、そしてそれが堆積され繰り返されることによって形成された馴れであり、それが習慣化しルーチン化された日常のことである。そしてまた、さらに、その仕組みと順序・序列、そしてそうした秩序の自律性なのである。

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2019-0221-0307