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3、空間と時間。


人間にとっての現実とは、自分とかかわりのある、自分以外のものとの関係のことである。このような自分と外の世界との関係のことである。言い換えると、自分と関係のある世界を現実と言っているのである。

だから、この現実を離れたところに自分というのは存在しないのである。人間はこの現実を超えることも、離れることも、あるいは現実とかかわりのないところで存在することも、生きて行くことも出来ないのである。

人間にとっての現実とは、このような物的・空間的存在のことなのである。それは、この現実というのを、「時代」という言葉と置き換えて見ても、当てはまることである。

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2019-0307-0313