| index＜ 日誌 ＜ ax背景＜ 23b-90設定4 「バランス」p12 |
| 骨格構造、呼吸や心拍のリズム、それに生理や神経の動き、筋肉の作用の仕方といったものがそうなのである。このような肉体内部の、様々な要素のそれぞれがバラバラに入り乱れ錯綜し、偶然と錯覚、誤認と誤解、不具合と障害の迷走を繰り返しながら、全体としてのバランスを維持している。 そしてこのバランスが維持する方向性といったものが、その範囲で、これにに適う目的や意図、動作や表情、動きといったものが作り出しているのである。 まるで、それぞれのバラバラなものが、同じ目的の下に導かれているかのようにである。しかし、バランスにとって見れば、ただそれだけが自己の存続にとって許容できる現実なのである。 |
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2019-0307-0313