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また、実際に、だれもがこれでもって理解されたと認めてくれるのである。つまり、だれもが同じことを考えていて、同じ思考のパターンをしているのである。しかし、これを外(そと)から見ると、やはり、偏見と錯覚でしかないのである。 そして実のところ、それ以外に自分を知る方法がない、というのが実情なのである。だから、これを信じるしかないし、信じなければならないのである。そして、だれもがこれを信じることによって世の中が成り立っているのである。という訳で、だれもこれに逆らう訳にはゆかないのである。 |