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5、強要。


こうしたことがコミュニケーションの共感と交流、そして意識の共有といったものの前提になっている。また、だからこそコミュニケーションが可能になるのであって、これが交流と交感の基になっているのである。お互いを認め、尊重し合うことが交流の前提になっているのである。

しかしまた、このような関連性。錯覚する繋がりの連鎖といったものが、何かしらの印象や象徴を通して現れてくるのである。そしてそれが、何かしらの行為へと導くスイッチとして作用しているのである。

だからまた、言い換えると、それが私たちの暮らしの中で、なにげない本来なんの関係もないはずのものが、何かしらの象徴やイメージ、あるいはそうした印象の、誇大拡張されたすがたとなって自分に迫って来て、そして強要してくるのである。

戻る。             続く。

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2019-0327-0329